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2004年 11月 03日
運転免許、一発合格しました。やたっ! いや、肩の荷が降りたっていうか、なんというか。普段免許を見せる機会って、チェック(小切手)を切る時以外殆どないから、どうもやる気が起きなくて困ってたんだけど、得意の一夜漬け追い込みでなんとか滑り込めたって感じでしたよ。ふう。 イリノイ州の運転免許試験は何をするのかというと、筆記試験と、実技試験、あとは視力検査くらいかな?手続きのためにあっちこっちの窓口に回されるのは日本と同じ感じです。 日本と違う点は、なんと言っても自分の車を持ち込んで試験に挑むということ。 そして殆どの人は日本のように、長々と教習所に通うことなく、試験場で受験します。 実技試験は、日本に比べたら至って簡単。試験場の周りを一周して、切り返し(3 point turn)や、車線変更をするくらい。 って、実技は簡単だけど当然英語なので、ただでさえ右左がわからないあたしは、非常に緊張しましたよ~。 筆記試験はやはり内容的には、とても簡単。日本の様にいやらしい「落とす」問題は殆どなしで、素直に考えればまず合格します。ただし、英語が理解できればの話だけど。 たとえばこんな問題。 ・夜間走行時の安全な運転は? 1. サングラスをかける 2. ハイビームライトをいかなる状況でも常に点灯させる。 3. ヘッドライトにたよらず、ヘッドライトの見える範囲内で止まれるスピードで走行する いかがですか? 答えはもちろん「3」だよねえ~って感じでしょ?素直に考えればいいんです。が、悲しいかな、あのいぢわるな日本の試験を経験してる日本人は、疑っちゃうんだな。3・・・?いや、単純すぎる。これは引っ掛けかも?って。ははは。 そしてそして、「うそでしょ?」ってのに、”both of above(上記両方とも)”の法則がある。これはかつてカリフォルニア州の試験勉強をしていたあたしが発見した(おーげさ)、法則なんだけど、回答例が1,2とあって3にこの記述があれば、答えは必ず「3」なのです。多分イリノイ州もそのはず。 しかしそう思って望んだ今日、なななんと、「3」の次に「4」があり、「上記、全てが間違い(英語忘れた)」というのがあって、あたしは衝撃を受けましたよ。 答えはどっちだったんだろか? かつて受けたCA州と今回受けたイリノイ州。イリノイ州の方が断然難しかった。何が難しいかって、標識問題がある。これがまんまの標識が出れば解るんだけど、枠だけ出て中が描写されてないの。む、難しいですよ。 それから、三択が少ないこと。問題を読んで、これは「うそ」か「本当」かを選ぶ問題が割りと多かった。これって2択で正解率は50%だけど、問題の文章を的確に理解しないと答えが見出せないから、返って難しかったな。 最後に。 ああ、アメリカ~ンと思ったことが3つある。 1つ目は、筆記試験に辞書が持ち込める事(電子辞書は不可)。ずるがしこいあたしは、辞書に日本語で答えを全部タイプしていったらいいじゃん!と思ったが、ズボラなもので達成できず、結局普通に辞書を引き引き受験しました。 そうそう、受験中、遠くにいたおじいちゃんが、(辞書の持ち込み可を知らずに)あたしがカンニングをしていると思ったらしく、大声で攻め立て始め、ちっとびっくり。「これ、辞書ですよ」と言ってもずっと文句を言い続け、最後は試験管に制止されてただよ。 2つ目のアメリカ~ンは、シニアファースト。 お年寄りは後から来ても、先に手続きをさせてもらえるんです。うん、素晴らしい。 3つ目のアメリカ~ン 「スマ~イル!」 免許用の写真を撮るときに、こう言われます。あたしもにっこりとは行かないけど、くふっと笑って写っています。日本で笑ったら、仏頂面の警察官に、怒られそうだ。そういえば、ぷぷぷ。思い出した。 優しい係りのお姉さんに「大丈夫!顔しか写らないから!!」って何度も諭されてた、アラブ系のおぢさんがいたなあ。別に変な格好してるようには見えなかったけど。 さて、写真はマーボー豆腐。 アメリカに住むと、なんでも手作り♪ マメにならざるをえません。 今日はひき肉をクイジナートで作るところからやりました。それに、チキンブロスと豆板醤とテンメン醤と山椒とラー油があれば、辛くて美味しいマーボーの出来上がり。
by windchill
| 2004-11-03 21:25
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